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先進のフィルム・画像技術で革新を起こす

ーフィリピンに進出した理由は?
アメリカ、カナダでのマーケティング経験を経て、フィリピン法人社長に就任した福良氏に話を聞いた。

東南アジアではもともと各国に代理店はあったが、事業展開に関して同社の目指すマーケット創造という面において満足のいくものではなかった。そのため、およそ5年前から同社は東南アジアで積極的に事業展開を行い始めたのだ。そして、インドネシア、ベトナムに続きマニラに拠点を構えることとなった。フィリピン進出の目的は今後のマーケットの成長性を見越し、先行投資の意味合いが大きかった。そういう意味で言えば今後大幅な事業成長を期待できるマーケットとも言える。

 

ー展開しているサービスの特徴は?
コンシューマー向けにはデジタルカメラや日本でも人気を博した「チェキ」などのマーケティングおよび販売を行っている。カメラは高級な嗜好品であるが、10機種を取り扱っており中間層が増えているフィリピンでは需要が高まっている製品である。撮影した写真をその場で手に取れる「チェキ」は若者に人気の商品となっている。また、同社は印刷や金型などに使用するフィルム製品など産業用の製品も展開している。医療用のX線フィルムや内視鏡など、培ってきたフィルム・映像技術から派生した領域の伸び代も大きいのが特徴だ。同社の根幹を成す技術から業界や領域を超えて製品を発信しているのだ。

 

ー御社の強みは何ですか?
能動的に顧客との接点をもち、PDCAを高速に回すことにある。例えばデジカメ分野においてはマーケティングが積極的にモールでイベントを行いカスタマーの声を聞いている。そこから生み出された東南アジア向けのモデルX-A10は高い評価を得ている。また、アフターケアにも注力しており、カメラの故障修理にいたっては3日以内の修理を可能としている。修理専用のクリーンルームを持ち、顧客の要望へスピーディーに対応できる体制が整っているのだ。この体制に関しては東南アジア他国と比較しても充実している点が同社の強みとなっている。これにより競合他社がひしめくフィリピンにおいても指名買いのカスタマーが増えているのだ。

 

ー今後の展望は?
同社は言わずもがな元々はフィルムメーカーだ。先進のフィルム・画像技術から派生した領域においてはFUJIFILMブランドの周知を強めていきたいと考える。また、フィリピンは子供の多い国だ。子供の成長記録を形にしたいと考える人は増えている。中間層が増えているからこその需要であり、そこに大きなビジネスチャンスがあると考える。撮影した画像を写真にするなどカメラの楽しさをこの国に広めていくことも同社がやるべき使命だと福良氏は考える。そして、今後の事業発展と共にこの国の雇用を創出したいという。フィリピンと共に成長するFUJIFILMの動向に今後も目が離せない。

 

<企業情報>

企業名 FUJIFILM PHILIPPINES INC.
住所(名刺等、要確認) 30F Joy-Nostalg Center, 17 ADB Avenue, Ortigas Center, Pasig City
電話番号 02-570-2695
役職 President
名前 福良友之
フィリピン進出日時 2012年5月
業種 デジタルカメラ等コンシューマー向け製品の開発・製造・販売

医療、産業用のフィルム、映像関連製品の開発・製造・販売

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