輸送資材の設計・開発を通し作業工程改善、品質確保、収容数量UPなどの改善を実現。
ーフィリピンでの歴史
創立以来、日本で初めて鉄筋コンクリート用プラスチックスペーサーの製品化を実現するなど、40年にわたり開発型プラスチック製品メーカーとして多くの「業界初」の製品を送り出してきた同社。お客様のニーズにあわせ、再生プラスチック材の品質改善、機能付加技術の開発に取り組んでおり、2005年には、再生プラスチック材を使った「h-exatシリーズ」の商品化を実現するなど、絶えず挑戦する社風が魅力だ。そして、2017年にフィリピンに進出を果たした。
ー事業内容
原材料の改質・開発、製品の製造技術のノウハウを基に、近年では使用済プラスチックの再生・再利用にも取り組んでいる。再生プラスチック製品「プラ木」に続き、2005年には板材・ブロックをシリーズ化した「h-exa エクサ シリーズ」をリリース、同時に多様な用途に合わせた加工技術・リサイクルシステム(再循環システム)を確立、新たな分野へサービスを展開している。
ー強み
同社の強みは、製品納入における目に見えるコストダウンのみならず、打痕、コンタミ、異物混入など輸送クレームの解消や工程内での資材の共通仕様化による工数低減、収容数アップによる輸送費の低減などトータルコストダウンに繋がる提案を行っている点にある。業界・製品共通の汎用製品の開発、クライアント固有の要望を実現する最適材料、設計で製品化が可能だ。
ー今後の展望
フィリピンにおいてはプラスチックを用いた輸送資材を開発・販売している。フィリピンではプラスチック成型企業がまだまだ少ないなか、手作りの木製資材を使用している企業もまだまだ存在している。クライアントの製品を傷をつけず収容するだけにとどまらず、前述のトータル提案を行うことで、製造企業の要望を上回る提案が可能であると考えている。これまでの実績でも多くのクライアントのコスト削減を実現するなど同社の技術力によりマーケットの変革が期待される。
企業名 | MIRAI PHILIPPINES CORP. |
住所 | UNIT5 SARTS FACTORY, LOT 3-D Greenfield Automotive Park, Sta.Rosa, Laguna |
電話番号 | 049-523-8865 |
役職 | Vice President |
名前 | 本永 修 |
フィリピン進出日時 | 2017年 |
業種 | プラスチックを用いた輸送資材の開発・製造・販売 |