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美味しく安全・ふわっとしっとり。上質な日本のパンをフィリピンで。双日・パン作りの匠リョーユーパンがとことんこだわった日本のパン作り、ついに始動!

双日にて長年食品事業に携わり、今年3月より代表取締役 社長に着任された、岡部卓夫氏にお話を伺いました。

Q: NIPPON PREMIUM BAKERY Inc. (ニッポンプレミアムベーカリー、以下NPB)の設立経緯をお教えください。

A: 現在、フィリピンでは米食が主で、パン市場はこれからの成長分野です。「美味しく、安全な日本のパンをフィリピンの消費者へ」との思いから、NPBは、双日(本社:東京)・リョーユーパン(本社:福岡県)・JR&R Distributors Inc(ケソン市、以下JR&R)を株主とし、2017年7月に設立されました。そして、翌年の2018年にはバタンガスのFPIP(First Philippine Industrial Park Ⅱ)に工場を設立しました。
もともと、双日には、商社として国内外の小麦事業に深く携わってきた歴史があります。NPBの設立と関連して、上質の小麦粉の確保には不可欠な製粉事業、また双日の顧客ネットワークを活かした(小麦粉、砂糖などの製菓・製パン材料を中心とする)原料卸販売も始めています。
そこに、パン作りでは日本で70年以上の歴史を誇る、リョーユーパンの高いパン製造技術が結びつき、FuwaFuwaブランドのパンが誕生しました。日本と全く変わらぬパン作りを実現することができたと自負しています。
さらに、フィリピンの流通システムを熟知したJR&Rにより、焼き立てのパンを、顧客へ迅速にお届けすることが可能となりました。
双日、リョーユーパン、JR&Rの持つ強みを最大に生かした日本のパン製造事業が、このフィリピンで実現されたと思います。

Q: 現在、何処で、どういったラインナップのFuwaFuwaブランドのパンを販売されていますか?

A: 現在、首都圏のRobinsons スーパーマーケット、SMスーパーマーケット、ランドマークなどで、食パン(6枚切り、12枚切り他)、また日本でお馴染みのクリームパン、コッペパン各種(クリームの味のバリエーション:バニラ、ストロベリー、チョコレート)を販売しています。しっとり、ふわっとした日本のパンが、身近にお楽しみいただけます。

Q: FuwaFuwaブランドのパンのターゲット層は?

A: 日本の上質で安心なパンを一人でも多く、最終的には全てのフィリピンの人々に食べてもらうのが目標です。フィリピン人の消費者思考として「長持ちすることが価値」となっている部分があります。美味しさを求めるよりもコスパを重視する傾向にあるフィリピンの食文化を豊かにする一助になれたらと思っています。そのため、価格も手頃に設定してあります。日本と全く同じ品質ですので、ローカルのパンと違い、保存料・添加物の面でも安心です。消費期限は、食パンは7日間、クリームパンは5日間と日本と変わりません。

Q:FuwaFuwaの名前の由来は?

A: タガログ語の特徴として、同じ言葉を2回繰り返す言葉が多く存在します。ブランド名のFuwaFuwaはフィリピンの方々にも馴染みやすい言葉を選びました。

Q: 今後の展望を教えてください。

A:  日本の技術力を集結して出来上がったFuwaFuwaのパンをまずはフィリピンの方々に知ってもらい、手に取ってもらえるように販売店舗でのデモンストレーションなどプロモーション活動を強化していきます。  現在(6月20日時点)では6種類のパンを製造していますが、今後は種類も増やしていきたいと思っています。また、本工場では生産ラインをフル稼働させた場合、1日に16万8000個のパンの製造が可能です。販売先の拡大をするとともに、生産量を増やしていきたいと思っています。販売量の増加に応じ、第2、第3工場の立ち上げも視野に入れています。
それに伴い、人材の育成は欠かせません。ローカルスタッフへのトレーニングを強化し、将来の幹部生を育てていくことは目下課題です。
さらに、将来的には社会貢献として、小中学生に向けた工場見学なども受け入れられるような体制づくりも検討しています。

 

【藤井工場長】
Q:フィリピンでのパン作りはいかがですか?

A: 私はもともと日本でパン作りをしてきましたがフィリピンで日本と同じ食感、風味のパンを創るのに苦労しました。
まずは小麦粉の質ですね。上質の小麦を使用し、灰分(かいぶん:小麦のふすま部分の混入度)は日本と同じかそれ以下に保つという製粉からのこだわり、特別な酵母種(企業秘密)により、日本以上といっても過言ではない美味しさを実現することができました。
そのため、消費期限も日本同様に5日〜7日間と現地のパンに比べると短くなっています。
また、工場の設計もリョーユーパン監修のもとに行いました。工場の主要設備は日本のものを使用しました。NPBの工場は、清潔面、安全性などの厳しい基準をクリアした日本の工場と全く変わりがありません。  工場が稼働してまだわずかですが、今後、FSSC 22000(食品安全管理システムに関する国際規格)等の認証取得も目指しています。

Q:従業員への研修・トレーニングはどうされていますか?

A: 現在、リョーユーパンから3人のスタッフが来比し、技術指導をしています。また、フィリピンスタッフの7名は、工場が稼働するまでの期間、日本のリョーユーパンで研修を行いました。現地スタッフの育成は今後リョーユーパンと共同しながらおこなっていく予定です。
現在従業員は100名近くいますが、皆熱心です。今後はフィリピンスタッフのみでも生産ラインを回せるようになるために、定期的にスタッフを日本へ研修に送るなど、実践の中でこそ技術が定着するので、根気よく指導を続けます。工場は発酵過程もありますし、24時間稼働しています。
パン作りを一から教えるのは楽しいですね。機械に頼るところはあっても、最後は人ですから。

<企業情報>
企業名 NIPPON PREMIUM BAKERY INC.
住所 Lot 10 B2 First Philippine Industrial Park II, Sto.Tomas, Batangas
電話番号 (+63)43-779-8181
役職 代表取締役社長
名前 岡部卓夫(おかべ たかお)
経歴 1992年に双日株式会社に入社。
財務、営業業務に携わった後、双日インドネシア会社(ジャカルタ)に1997年、2009年から計8年間、食料部の責任者として勤務。
双日の強みである小麦事業のノウハウを活かし、2019年3月より現職。
フィリピン進出日時 2017年7月設立
業種 パン製造販売
URL https://www.fuwafuwa.com.ph
タイトル 美味しく安全・ふわっとしっとり。上質な日本のパンをフィリピンで
40文字x2行 双日・パン作りの匠リョーユーパンがとことんこだわった日本のパン作り、ついに始動!
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