国際物流と国内コールドチェーン 他社にはない強みで進化を遂げる!
【フィリピンでの歴史】
1995年駐在員事務所をフィリピンに開設。長らく現地パートナー企業のサポート業務を行ってきたが、フィリピンの将来性を視野に入れ、取引拡大を狙い2015年に現地法人設立を行った。
2017年4月には日系企業として初めてコールドチェーンの国内物流を本格展開した。
2018年9月に同社Vice Presidentに就任した沼口氏は、10年前にフィリピンで勤務経験があったそうだ。着任当初、当時から大きく成長しているフィリピンマーケットへの期待感が高まったと言う。
【事業内容】
同社の主事業は2つの柱から成る。進出当初から運営してきた海上輸送、航空輸送と、それに関連する通関業務のフォワーディング事業だ。
それに加えて、2017年4月から開始した国内コールドチェーン事業は最新の車両、倉庫設備を持ちフィリピンではこれまでなかった日本品質の冷凍、冷蔵物流を行っている。
【強み】
フォワーディングに関しては、2003年に米国最大手の物流企業と提携し世界中の物流網を網羅している。特にフィリピン・米国間での輸送に強みを持っており、多くの製造企業から信頼を得ている。
コールドチェーン事業では、高品質な最新式の2温度帯トラックを導入するなど品質において他社より抜きん出た強みを持つ。車両、倉庫の温度はリアルタイムで定期管理していると共に、訓練された専任チームのオペレーションによって徹底した温度管理で積荷を運ぶことが可能なのだ。
また、経験豊かな国際物流と拡充された国内物流の連携が可能となりクライアントの様々なニーズに応える体制が整った。
【今後の展望】
国際物流においては輸入型の調達倉庫の役割を増やしワンストップでサービスを展開していく。国内物流においては食品はもちろん、医薬品、化学品など温度管理が必要な製品の輸送を強化すると共に、二輪車の輸送などへも領域を広げ、車両稼働率をさらに上げていくことを掲げている。
次々と新たな挑戦をする同社だが、フィリピン人の何事も楽しむ姿勢を大事にし同社もこの挑戦を楽しんでいきたいと沼口氏は言う。絶えず変化を続ける同社に今後も期待が高まる。
【企業情報】
企業名 | SUZUYO WHITELANDS LOGISTICS, INC. |
住所 | 3F 7433 yakal Street, San Antonio Village, Makati City |
電話番号/E-mail | 02-350-5970 |
役職 | Vice President |
名前 | 沼口 智是 Tomoyuki Numaguchi |
フィリピン進出日時 | 1995年 |
業種 | フォワーディング、食品・薬品等の2温度同時配送 |