フィリピンの青年たちが創り出す本格自然派レストラン
恵まれない環境下にある青少年たちの就職支援の場として、2010年にスタートしたユニカセ。代表の中村氏の自己資金で設立された。元々NGO団体の『国境なき子どもたち(KnK)』に所属し、フィリピンに派遣された中村氏。恵まれない子どもたちの支援を終えた後、その後を追跡してみると、全員が幸せに暮らしているわけではなかった。NGO団体の取り組みを無駄にしないためにも、子どもたちが成長し自立した道を歩んでいけるように、大人になって自分の居場所と思えるような場所を作ってあげたいと思い設立した。
青少年たちの支援が目的ではあるが、もちろんプロとしてレストランを運営している。信頼できる業者を見つけ出し、築地にも卸しているA級品のキハダマグロを仕入れている。人気の15種類のサラダバー(P250)も毎朝カットする新鮮な野菜をオリジナルドレッシングでいただく。食材の組み合わせによって吸収できる栄養価は変わってくる為、栄養バランスを考えたメニューをスタッフ全員で立案している。こだわりが詰まったお店である。
現在、設立当初から働いているスタッフが主にお店を運営している。ここではスタッフに働くことの楽しさを教えており、自分の存在価値を自ら作り出せる人間に育てている。生半可な気持ちでは乗り越えられない苦労も中村氏の責任感の強さ、意地で6年めを迎えた。フィリピンからスタートしたユニカセが青少年育成プロジェクトのモデルケースとして各国に展開し、スタッフたちも飛び回ってほしいと語る。お客に優しい、美味しい料理を提供し続けるユニカセの今後が楽しみだ。
基本情報 | |
社名 | UNIQUEASE Corporation |
住所 (初めて訪れる方でもわかるように記載) |
Unit C, #1036, Hormiga cor Teresa St., Rizal Village, Brgy. Valenzuela,
Makati City, Metro Manila, Philippines |
電話番号 | 63(0)927-791-5516 |
役職 | General Manager |
名前 | 中村 八千代 |