Stay Home中に太る3つの要因
Stay Home期間中にそんなに食べていないのに太ってしまったという方は多いのではないでしょうか?それには大きく分けて『3つの原因』があります。
①活動量が減る
これは筋トレや、有酸素運動などといった運動量ではなく、日々の活動量のことです。
立ったり座ったり、歩いたり、階段に登ったりといった日頃当たり前に行う動作を指します。
1日に消費されるカロリーは、基礎代謝の次に、この活動量によって消費されています。
人間の基礎代謝(何もしなくても消費するカロリー量)は大体1300〜2000kcalくらいです。
約1時間筋トレや有酸素を行った場合300〜500kcal程度。
日常の活動量の平均は約500kcalでしょう。
ですが、代謝が高い状態での活動量を加味すると消費カロリーは増えます。
食事を食べた後には食事誘発性熱生産と言って、食べたものを消化する時に熱が生まれて一時的に代謝が上がります。また運動後は2〜3時間は代謝が高い状態が続きます。その状態での活動量を加えれば600〜800kcalはあります。
その活動量のカロリー分が自宅にいることでなくなれば必然的に活動量不足で太りやすくなります。
②太陽に光を浴びない
太陽光を浴びることで代謝が上がることをはじめ、太陽光を浴びることで幸せホルモンと呼ばれる『セロトニン』が体内に分泌されます。セロトニンは、睡眠ホルモン『メラトニン』の原料なので、太陽光を浴びることで夜ぐっすり眠れます。
よくダイエットの世界で『寝る子は痩せる』といいます。
人間のカラダが痩せるタイミングは、運動している時でも、空腹を我慢している時でもありません。寝ている時です。その睡眠をきちんと取れていないとダイエットにも不利になります。ですので太陽の光を浴びていないと睡眠に影響するので太る要因になります。
③時間を持て余す
人間の本能で3大欲求というものがあります。
睡眠欲、食欲、性欲。
その中で最も本能に深く根付いているものは食欲です。
人間、空腹だと思考も出来なくなり、イライラしたりもします。
そして時間を持て余すと、無意識のうちに食べることを考えてしまうのです。
自粛前は忙しい日々のおかげで紛れていたけれど、時間を持て余すことで、食べることへの欲が浮き彫りになります。
このような細かい要因が積み重なってカラダが脂肪を溜め込む方向へと変化していってしまいます。カラダの変化とは本当に細かい積み重ねで起こります。痩せる場合も同じで、トイレに行くたびにスクワットを10回してみるとか、いつもコーヒーを買うカフェより一つ遠いカフェまで行く、など、1日でみれば些細なことかもしれませんが、これを毎日繰り返すことで大きな成果となって自分に返ってきます。是非気軽に出来そうな変化から試してみてください。