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その109 英語はいつ始めるのは最適か?

英語学習を進めていく上で、問題になるのが「いつ始めるか」です。英語を始める臨海期は、「3歳」「6歳」「10歳」など様々な説があります。

私の指導経験から言えば、子どもが最も効率的に英語の四技能(「聞く」「読む」「書く」「話す」)を同時に身につけられる時期は、4歳〜10歳くらいです。

もちろん、10歳を過ぎても英語力を獲得することは努力次第で可能です。4歳〜10歳というのは、子どもへの学習負担(ストレス)が少なく、小さな努力で大きな成果を得ることができる時期とご理解ください。

 

  • 生活英語力と学習英語力を区別する

英語力には日常生活で必要な「生活英語力(聞く・話す)」と、学校の授業や学習活動で必要な「学習英語力(読む・書く)」があります。英語教育の適齢期は、この2つの英語力の違いについて理解しておくことが大切です。

生活英語力は、言い換えると英会話力であり、年齢が低いほど楽に身につけることができます。生活英語力を身につけるには英語環境に浸ること(最低1000時間)が必要です。

ただし、生活英語力は英語を話す機会がなければ弱くなっていきます。幼児期を海外で過ごし英会話力を獲得しても、日本に帰国して英語を使わなければ衰えてしまうのです。

一方で学習英語力は英語の読み書きの力であり、年齢が低いから早く身につくということはありません。学習英語力は日本語の読み書きができない幼児よりも小学生の方が効率的に身につけることができます。ただし、小学高学年以上になると日本語思考がじゃまをして、習得により多くの時間が必要になってきます。

生活英語力は年齢が低いほど効果的に身につき、学習英語力は小学低学年が効果的に身につく。そう考えると4〜5歳で生活英語力の学習をスタートして、5〜6歳から学習英語力につなげていくことがベストタイミングだと言えます。

 

  • 生活英語力を獲得する方法とは?

生活英語力を獲得する最適の方法は完全英語環境に浸ることです。海外で生活しているのであれば現地のプリスクール、幼稚園、小学校に通うことでごく自然に英語の会話力を身につけることができます。生活英語力は社交的な子ども、人と関わることが好きな子どもほど早く身につけることができます。

海外で暮らす子どもの場合、幼い時期に完全英語環境に浸ると、母語である日本語の発達が悪くなることがあります。例えば日本語がままならない2歳児を毎日5〜6時間、英語オンリーのプリスクールに預ければ、英語が発達する一方で日本語の発語は少なくなっていきます。

家庭の事情にもよるでしょうが、子どもをバイリンガルに育てたければ日本語の発語がしっかりしてきてから完全英語環境に入れることが理想と言えます。両親と日本語でコミュニケーションがとれるようになり、両親が日本語で本の読み聞かせをしていれば、プリスクールに入れても子どもの日本語が極端に弱くなる心配はありませn。

 

  • 学習英語力はフォニックスとサイトワーズ

日本語の本を読むには「ひらがな」と「漢字」を読めることが必要なように、英語の本を読むためには、英単語を正しく読む訓練が必要です。英語でひらがなに相当するものが「フォニックス」。そして漢字に該当するものが「サイトワーズ」です。

フォニックスは単語を分解して教える方法であり、論理思考が要求されます。例えば[hat]では[a]を「ア」と発音しますが、[hate]では同じ[a]を「エイ」と発音します。同じ文字なのに発音が異なるというのは幼い子どもにとって理解することが難しいのです。

一方のサイトワーズは、単語単位で読み方を教えます。[hat]は「ハット」、[hate]は「ヘイト」と単語の読み方を丸ごと教えます。ただし、サイトワーズは「知らない単語は読めない」という弱点があります。

日本語でひらがなと漢字を教えていくように、英語もフォニックスとサイトワーズの両方に取り組むことが最も効果的です。そして学習をスタートする最適期は、正しい発音と英語思考が身につきやすい4歳〜10歳です。

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