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その116 英語で突き抜けるのは簡単!

2020年から小学5〜6年で英語が正規教科化になります。また英語に親しむ「外国語活動」が小学3年生から導入されます。この改革は日本の英語教育レベル全体を底上げすることが目的です。現在の中学の学習内容を小学校で、高校の内容を中学校で、大学の内容を高校で学ぶようになるというイメージです。

 

  • 英語ができると得をする時代

大学入試も変わります。大学入学共通テストでは、今までの「聞く」「読む」に「書く」「話す」を加えた4技能が評価されます。また「英語外部検定利用入試」と呼ばれる、GTEC CBTや英検などのスコアを代替したり、外部試験のスコアに応じてみなし得点化できる制度が導入されます。

英語学習のレベルが上がり、英語の四技能が重視されようになるこの改革は、多くの子どもにとって「負担が増える」ことを意味します。国語、算数、理科、社会に加えて「英語」にも本腰を入れなければ、難易度が高まる授業内容や大学入試に対応できなくなる可能性が出てきます。

その一方で、一部の英語が得意な人たち(帰国子女や留学経験者)は大きなアドバンテージを得ることができます。英語外部検定でハイスコアを取れば、一発勝負の入試に保険をかけることができます。また、英語の受験対策が必要がなくなりますから、他の教科に集中することができます。

 

  • どの程度の英語力が必要なのか?

今回の改革によって(日本人の)目指す英語力が明確になりました!大学の英語テストでみなし満点扱いとなる「CEFR B2レベル以上」を高校時代に取得することです。英語の外部試験を導入している大学では「B2レベル」を達成すれば(大学によって詳細は異なります)で英語試験は免除、加点、もしくは満点扱いとなります。

日本の大学入試でアドバンテージを得ることはもちろん、英語を武器に自分のキャリア形成に活かしたり、奨学金を得て英語圏の大学へ留学してさらに英語力に磨きをかけることも視野に入ってきます。

では「CEFR B2レベル」の難易度はどの程度なのでしょうか?文部科学省が全国の高校3生約7万人を対象に2014年に実施した英語力調査を見ると、B2レベル達成者の割合は「読むこと」0.2%、「聞くこと」0.3%、「書くこと」0%(話す事はデータなし)というかなり過酷な結果となっています。

このデータを見る限り「CEFR B2レベル」を達成するには、日本で英語力トップ1%以上の実力が必要であり、かなりハードルが高そうです。しかし、実際には「CEFR B2レベル」は小学生でも達成できるほど「簡単」なのです!

 

  • CEFR B2レベルは難しくない

父親の海外赴任に伴って海外の学校に数年間通った子ども、日本で真面目に英語を勉強した上で1年以上の留学を経験した子ども、あるいは日本国内で英語のリーディング力(英語の本を早いスピードで読み解く力)を身につけた子どもであれば「CEFR B2レベル」達成は決して難しくありません。

さらに言えば「CEFR B2レベル」は小学生でも達成可能なのです。このコラムでもご紹介している通り、小学生で英検準1級に合格したケースは数多くあります。帰国子女はもちろんですが、海外経験が全くない子どもでも、やり方次第で小学生で英検準1級に合格することは可能なのです。

つまり英語は他の教科と違って(日本では)トップを狙いやすい「すき間教科」なのです。小学生が数学や科学で国内トップ1%となることは難しいですが、英語は小学生時代に国内トップレベルの実力を達成することが可能なのです。

 

  • ポイントはリーディング力

2021年からスタートする大学入学共通テスト(旧センター試験)では、英語の配点はリーディングとリスニング各100点の計200点となります。これからは日本の大学入試も世界標準に合わせて「読む力=リーディング力」重視となります。

「CEFR B2レベル」達成のカギもリーディング力です。リーディング力は英語の四技能全てを向上させてくれる万能スキルです。子どもが年齢相当の英語の本をストレスなく読み解けるようになれば、日本では英語力トップ1%です!

 

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