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その125 サイトワーズでリーディング力アップ!

「the, of, and」を知らない人はいないでしょう。これらは英語の頻出単語であり、サイトワーズ(Sight Words)と呼ばれます。英語圏ではキンダーガーテンから小学低学年にかけてサイトワーズを指導します。

 

  • なぜサイトワーズを学ぶのか

英語圏の学校でサイトワーズを教える理由は明白です。全ての英文(活字化された)の50%は頻出上位100語のサイトワーズで、そして、あらゆる英文の65〜70%は頻出上位300語のサイトワーズで構成されているからです。(絵本から学術本を含む全ての英文)

つまり300語のサイトワーズを覚えれば、理屈の上では、どんな英語でも70%は読めるようになるわけです。サイトワーズ学習は英語のリーディング力を向上させる近道ですから、子どもに教えない手はありません。

ここでサイトワーズの頻出上位20語(Fry Words list)をご紹介しましょう。

1)the 2)of 3)and 4)a 5)to 6)in 7)is 8)you 9)that 10)it 11)he 12)was 13)for 14)on 15)are 16)as 17)with 18)his 19)they 20)I

誰でも知っている単語ですね。でも注意して見てください。サイトワーズには、冠詞(the, a)、前置詞(to, in, for, on, as, with)、代名詞(you, that, it, he, his, they, I)、接続詞(and)、Be動詞(is,was,are)など、単独では意味が不明瞭な単語が多く含まれます。ですからサイトワーズ学習では意味を覚えることよりも「一目で読めること」が重要となります。

 

  • サイトワーズの種類

サイトワーズにはいくつかの異なるリストが存在します。というのもサイトワーズは頻出単語であり、普遍的なリストは存在しないからです。サイトワーズリストに含まれる単語は、時代や地域によって変動するのです。

アメリカで最も一般的なサイトワーズリストはDolch Sight Wordsと呼ばれる220語+名詞95語です。このリストが発表されたのは1948年で、この時代の子ども向けの本をベースにリストが作られています。

次にメジャーなリストがFry Sight Wordsです。こちらは1980年に最新版が発表されました。このリストには小学3年〜高校1年生までの教科書で頻出する1000単語がまとめられています。この1000単語を覚えると、あらゆる本、新聞、ウェブサイトの90%が読めると言われています。

オーストラリア(イギリス英語)の小学校でよく使われる単語をまとめたものがOxford Wordlistと呼ばれる500単語のリストです。このリストのオリジナルは2007年に発表されましたが、2017年にアップデートされていますので、最も新しいサイトワーズリストです。

 

  • サイトワーズの教え方

サイトワーズはフォニックスのように文字を拾い読むのではなく、単語を一目で読めるように指導します。つまり「dog」を「ド」「オ」「グ」と分解せずに「ドッグ」と教えます。

サイトワーズは「読めて書けること」が大切ですが、小学生以下の子どもに教える時は「読むこと」を優先してください。小学以上の子どもに教える場合は「読むこと」と「書くこと」を同時に教えてください。

サイトワーズは丸暗記が原則であり、大多数の子どもにとって楽しい学習ではありません。小学生以下の幼い子どもにサイトワーズを書くことを要求すると英語学習そのものを嫌がるようになるケースがあるので注意してください。

 

  • テクノロジーを使う

スマートフォンで「Sight Words」「Sight Words Apps」「Sight Words Games」と検索してみましょう。たくさんのアプリやゲームを見つけることができます。これらを活用して「面白くないサイトワーズ学習を楽しくする工夫」をしてください。またYouTubeで「Sight Words」と検索すればネイティブ発音でサイトワーズを学べる動画を見つけることができます。テクノロジーを駆使してサイトワーズ学習に家庭でも取り組んでみてください!

 

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サイトワーズ学習について詳しくは「世界で活躍する子の〈英語力の〉育て方 」を参照してください。「普通の家庭」でできる「世界レベルの英語学習法」を紹介しています。

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