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その129 英語力上達の秘訣はインプット

日本人は英語下手な国民と言われます。それを解消するために日本でも小学校3年生から英語の授業が始まっています。しかし年間の35コマ(26時間)程度の授業時間で英語ができるようになるのでしょうか?

 

  • 日本人に英語が身につかない理由

日本人に英語が身につかない最大の原因は英語のインプット量が少ないことです。日本人だけが「英語できないDNA」を持っているわけではありません。その証拠に日本で暮らし、両親とも日本人であっても、子どもがインターナショナルスクールに通えば英語ペラペラに育ちます。

また日本人はシャイな人が多く、自分から英語を話そうとしないから身につかないという説も眉唾です。私の運営するTLC for Kidsに通学している日本人生徒は、誰もが日本語と英語を自在に操るバイリンガルです。中にはシャイで自分から積極的に英語を話さない子どももいますが、英語の先生やネイティブの友だちと話すときは流暢な英語でコミュニケートできます。

日本人だから英語が身につかない、英語を話さないから身につかないというのはウソです。インターナショナルスクールや英語圏の学校に通って、英語に触れる量(インプット)が増えれば日本人でもバイリンガルになれるのです。

 

  • どれだけのインプットが必要なのか?

アメリカ国務省の付属機関FSI(Foreign Service Institute)が行なった調査によると、英語を母語とする研修生が、日常生活に差し支えない日本語力を獲得するために要した平均学習時間は2400〜2760時間でした。

ひるがえって考えれば、日本人が英語力を身につけるにも「2500時間前後」の学習時間が必要と言えます。この調査は大人を対象としていますが、子どもであればさらに短い時間、私の経験から言えば1500〜2000時間程度のインプットで、日常英語を身につけることができます。

英語圏に移り住んできた子どもが現地校(プリスクールやキンダーガーテン含む)に通い始めてから英語でコミュニケーションがとれるようになるまでの期間は平均すると1年〜1年半くらいです。(年齢や性格によって前後します)

子どもは現地校で1日平均6時間過ごしますから、1年で1110時間、1年半で1660時間のインプット量になります。(6時間×185日/年間平均授業日数)お子さんにバイリンガル教育を行なっている方は1500時間〜2000時間のインプットを一つの目安としてください。

 

  • なぜ子どもは言語習得が早いのか?

幼児期から小学低学年までの子どもは語学習得の黄金期にいます。この時期の子どもは世界中のどんな言葉であっても、大人よりもはるかに短時間で習得することができます。その理由は「無意識に言語を吸収できる」からです。

子どもは主体的に(意欲を持って)言葉に向き合わなくも、環境にあるものを無条件に取り込む力を備えているのです。生まれてきた子どもの仕事は、身の回りの環境に適応することです。子どもの頭脳が「生きるために必要である」と判断すれば、どんなスキルでも吸収してくれるわけです。

日本で生まれた子どもにとって日本語は生きるために必要なスキルです。環境に日本語があるから子どもは日本語を自然に身につけるのです。学習意欲を持って、努力して日本語を身につけたという子どもは一人もいないはずです。

同様に、環境に「英語」が豊かにあれば、子どもの頭脳は「英語は生きるために必要だ」と判断します。すると英語をせっせと吸収してくれるのです。子ども時代にたくさん英語環境に触れさせて「英語は生きるために必要だ!」と脳に思わせることが英語習得の近道なのです。

 

  • 家庭でのインプットを増やす!

現地校に加えて家庭でも英語環境を作ることによって英語のインプット量を増やすことができます。具体的には以下のような環境作りを心がけてください。

 

1)英語の歌や物語を毎日かけ流す(1時間くらい)

2)英語のチャート(文字や単語)を家中に貼る

3)英語の本を本棚にたくさん並べておく

4)英語のアニメや子ども向け番組を見る(30分〜1時間くらい)

 

  • TLCのオリジナルフォニックス

私が運営するTLC for Kidsは英語の「リタラシー教育」を実践しています。オリジナルのプログラムで「英語の読む力」を短期間で身につけることができます。TLC for KidsのフォニックスはYouTubeで「TLC Phonics」と検索すれば見つかります。家庭での英語環境作りにご活用ください。

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