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その133 日本帰国後も英語力を維持する方法

英語教育のゴールは「リーディング力の育成」です。英語の本がスラスラと読めるようになれば、子どもは読書を通して、自分の力で英語力を限りなく向上させていくことができます。

 

  • 小学5年生で英検1級に合格

父親の海外転勤で5歳から8歳までの3年間をハワイで過ごしたメイちゃん(仮名)。日本帰国後は地元の公立小学校に通っています。帰国してすぐに受けた英検準1級はほぼ満点合格!さらにコツコツと英語力を伸ばし、小学5年生の時に英検1級に合格しました!

「帰国子女なら当たり前でしょう!」そう思いますか?メイちゃんがアメリカで暮らしたのはたった3年間です。しかも幼稚園から小学2年までですから、英検1級に対応できるレベルの語彙力、文法力、読解力,知識などを身につけることは到底できません。

さらに付け加えれば、メイちゃんのように小学校低学年で帰国する子どもの多くは、日本で英語を使わなくなりますから、英語力が低下するのが普通なのです。ところがメイちゃんは帰国後もぐんぐん英語力を伸ばすことができたのです。なぜでしょうか?

 

  • 英語学習のゴールはリーディング力の獲得

メイちゃんはハワイ滞在の3年間、私の主宰する塾で英語のリーディング指導を集中的に受けたのです。その結果、小学2年生の時には,同年代のネイティブを凌駕するレベルのリーディング力、具体的にはハリーポッターが読み解ける読書力を身につけることができました。

メイちゃんは帰国後も大好きな英語の読書を通して英語力を上達させていったのです。英語を話す機会がなくても、読書をしていれば、語彙力、読解力、表現力、リスニング力、英語の全技能を伸ばしていくことができるのです。

英語を日常的に話すことがない日本で高度な英語力を身につけるには「リーディング力」の獲得が不可欠です。リーディング力と言っても英語の教科書が読める程度では足りません。ネイティブ向けに書かれた小説、たとえばハリーポッターが原書で読めて、理解できるレベルです。

 

  • 英語のリーディング力の育て方

英語圏の子どもたちは、1)フォニックス、2)サイトワーズ、3)リーディングフルエンシーの順でリーディング力を身につけていきます。

フォニックスは「ひらがな」、サイトワーズは「漢字」、リーディングフルエンシーは「多読」とざっくり理解してください。ひらがなと漢字を覚えずに日本語の本が読めないように、フォニックスとサイトワーズを学ばなければ英語の本が読めるようにはなりません。これらは現地校で教えてもらえますが、英語を第二言語で学ぶ子どもは、家庭でもワークブックなどを活用して読む力をサポートすることが大切です。

リーディングフルエンシーは、英語の本を早いスピードで流暢に読む練習です。本を読み始めの子どもは、単語を正しく読むことに集中しており、読み終わっても内容理解が伴いません。これを解消するには簡単で短い本の多読が最適です。

アメリカの子どもたちは小学1年生になると毎日20〜30分の読書が義務づけられます。この時期に「簡単な本を多読すること」で活字に対する抵抗感を取り除き、英語を早いスピードで読めるようにすることが目的です。

 

  • 短く、簡単な本を大量に与える

英語の本嫌いの子どもは「難しすぎる本」を読んでいます。リーディング力を身につけるポイントは短く、簡単な本を大量に読むことです。1日で1冊読に終わるくらいが理想です。「英語の本が1冊読めた!」という達成感と成功体験を積み重ねることができます。毎日1冊の読書を2年間続ければ、一生失うことのない強固な英語力を身につけることができます。

 

  • TLCのレッスン動画

私が主催するTLC for Kidsでは、バイリンガルの子ども向けに「リーディング指導」を行なっています。YouTubeで「TLC phonics」と検索すればクラスで使っているフォニックス動画を無料で見ることができます。

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