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その135 小学生の現地校適応を促すには?

海外転勤で小学生(中学生)になった子どもを連れて海外に引っ越すケースがあります。両親は「バイリンガルに育てよう!」と期待をふくらませる反面、勉強についていけるのか、学校に馴染めるのか、友達はできるのかと、考えれば考えるほど不安で一杯になります。

海外赴任になった時、家族で一番苦労するのが、現地の学校に通う子どもです。それまで日本語で何不自由なく生活していたのに、ある日突然、言葉が全く通じない世界に放り込まれるのです。英語が分からず、授業が分からず、友達ができず、言いたいことが言えず、毎日本当につらい思いを経験します。

 

  • 英語力ではネイティブにかなわない

小学生以上になってアメリカに移動する場合、現地校にスムーズに適応できる子とそうでない子が分かれます。あくまでも一般論ですが、現地校適応が早い子は「特技がある子」です。たとえば、足が誰よりも速い、楽器演奏が上手い、絵を描かせたらプロ並み、マジックが得意、そんな特技を持つ子は短期間で友だちができ、英語を身につけ、アメリカの学校生活に適応していきます。

反対に、日本で「勉強が得意、でも習い事が苦手」という子どもは現地校適応で苦労する傾向があります。というのも、日本でいくら勉強が得意だった子でも現地校では「英語」ができなければ、授業についていくことができないのです。

日本で勉強が得意だった子ほど、現地校で英語ができない自分、授業についていけない自分とのギャップに苦しみます。この状態が長く続くと、自尊心やプライドが傷つき、自信喪失するので注意が必要です。

 

  • 「自信」は異文化適応を促す特効薬

子どもの異文化適応を促進する特効薬は「自信」です。英語ではクラスメートにかなわなくても、スポーツ、音楽、アート、何か一つ得意なことがあるだけで、子どもの自信は倍増します。その自信がエネルギーになって困難に立ち向かえる強い心が育つのです。

世界中どこの社会でも、人に負けない特技を持っていれば、周囲から尊敬や注目を得ることができます。特技がある子どもの周りには、ごく自然に人が集まってくるのです。また、特技があると、同じ興味や趣味を持つ仲間がすぐにできますから「自分は外国でもやっていける」という自信を短期間で得やすいのです。

自信がつくと英語力はメキメキ伸びていきます。積極的に自分から英語学習に取り組むようになり、学習量に応じて英語力も向上してきます。自信が大きくなると、人間関係も勉強も全てが前向きに回転し始めるのです。

将来子どもを海外留学させたい、世界で活躍するグローバル人材に育てたい、と希望しているご家庭では、子どもに何か一つ特技を与えられるように準備してあげてください。また海外転勤や海外移住などで外国に住む可能性がある場合も、子どもに特技を持たせてあげると現地校適応をスムーズです。

 

  • 特技を持たせるのは親次第

子どもに特技を持たせるには、興味を持っていること、得意だと思っていることに取り組ませることが大切です。たとえそれが親の希望に合わない活動でも、子どもの個性として尊重してあげてください。子どもは好きなことであれば、自主的な「やる気」で取り組みますから上達が早いのです。

親が希望する習い事、あるいは、子どもの苦手分野を克服するための活動は、子どもにとってあまり楽しくないので、なかなかやる気が育ちません。すると上達に時間がかかり、さらにやる気がなくなるという悪循環に陥ることがあります。

親が子どもの興味や才能の芽を見つけ、惜しみないサポートを与えることによって子どもは特技を身につけることができます。その特技が心の下支えとなって、子どもを逆境から救い出してくれるのです。

 

  • TLC for Kidsのレッスン動画

私が主催するTLC for Kidsでは、バイリンガルの子ども向けに「リーディング指導」を行なっています。YouTubeで「TLC phonics」と検索すればフォニックスやサイトワーズ動画を無料で見ることができますのでご活用ください。

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