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その144 フォニックス学習の注意点

英語の五十音であるフォニックス。フォニックスを覚えれば、たとえ6歳児であっても大人向けの新聞や書籍が読めるようになります。もちろん意味を完全に理解できるわけではありませんが、知っている単語を頼りにおおまかな意味を把握することはできるようになります。

学習効果が高いフォニックスなのですが、指導方法を間違えると子どもを「文字嫌い」にする可能性があるので注意が必要です。フォニックスは文字と音のパターンを覚えることが目的ですから、ゲーム感覚で楽しく教えることがポイントです。文字チャート、文字カード、フォニックスゲーム、フォニックスアプリなどを親子で活用して楽しく取り組むことを心がけてください。

特に4歳未満の幼い子どもにフォニックス学習を始める場合は「親子で楽しく遊ぶ時間」にすることを心がけましょう。フォニックスを学問的に教えたり、理屈を理解させようとすると子どもが逃げていきます。

 

  • YouTubeでフォニックス動画を見る

YouTubeでフォニックス動画を見ることを日課にしましょう。YouTubeに抵抗がある方もいるかもしれませんが、子どものフォニックス学習の入り口としては効果的です。Phonicsと検索すれば驚くほどたくさんのチャンネルが見つかります。まずは親がいくつか視聴して、気に入ったものを子どもにも見せてみましょう。

動画はできるだけ短いものを選んでください。長過ぎる動画は子どもが飽きてしまいます。動画の長さは5分以内が目安です。歌、アニメ、レッスンなど様々な種類がありますが、子どもが喜ぶものであれば何でも見せてあげてください。

子どもが主体的にフォニックス動画を見ることは大いに意義があります。自主的に見る方が習熟度が上がり、定着が早くなります。また発音やリスニング力の向上、ボキャブラリー構築にも効果があります。

私が主宰するTLC for Kidsスクールで使っているのはフォニックスの歌の動画です。こちらは「phonics song」と検索すればたくさん見つけることができます。子どもの英語レベルに合わせて必要な動画を見せてあげましょう。*TLC phonicsと検索すればTLC for Kidsオリジナルソングを視聴できます。

 

  • フォニックスは英語オンリーで教える

フォニックスを教える時はできるだけ日本語を介さずに、英語オンリーで教えることがポイントです。幼い子どもに「これはエイよ、発音はアよ」というように日本語と英語をミックスして教えると、何がエイで、何がアなのか、区別できません。「これはえいよ=A」「はつおんはあよ=A」という認識をすることがあるので注意してください。

子どもにとってより理解しやすいのが英語オンリーで教えることです。 すなわち「A/エイ」「a/ア」「ant/アント」という要領で文字を指差しながら、「文字の音だけ」を教えるのです。余計な情報を排除することで子どもは「A=エイ」「a=ア」「ant=アント」ということを理解しやすくなります。

バイリンガルの頭の中には日本語と英語、二つのコップがあると想像してください。それぞれのコップがそれぞれの言語情報で一杯になると、言葉が溢れ出てきます。日本語と英語を混ぜて教えると、強い方の言葉(大抵は日本語)に言葉が溜まってしまい、英語のコップに言葉が溜まらないのです。

バイリンガル環境で育つ子どもは言葉が遅いと言われますが、それはコップに溜まっている言語情報が少ないからです。子どもが英語を話さないと心配する方は、英語オンリーの環境(プリスクール、習い事、英語のテレビ番組など)を増やして、英語のコップに情報を入れてあげましょう。

 

  • 「リピートしてみて」「これは何て読むでしょう?」はNG

フォニックスを教える時、子どもにリピートをさせる親(指導者)がいますが、リピートは不要です。子どもが自分から真似してくるのでしたら構いませんが、無理に発音させる必要はありません。リピートを押しつけると子どもが英語嫌いになるので注意しましょう。

また「これは何て読む?」と習熟度をテストする必要もありません。英語のイプットが増えればごく自然に正しく読めるようになります。それまでは焦らずにインプットに徹してください。フォニックスは「ゲーム感覚で教えること」を忘れないようにしてください。

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