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地場自動車部品業界が韓国とのFTAに懸念

フィリピン部品メーカー協会(PPMA)のフェルディナンド・ラケルサントス理事長は、9月30日付の地元紙で、フィリピンが韓国との自由貿易協定(FTA)を締結した場合の国内自動車部品産業への悪影響に懸念を表明した。

フィリピンは、韓国とASEAN自由貿易協定(AKFTA)を締結しているが、韓国と2国間のFTA締結に向けて交渉を進めており、8月31日付「マニラブレティン」などによると、2020年内の妥結を目指している。こうした状況の中、同理事長は協定発効後に、韓国から輸入される完成車や部品に対する関税が引き下げられることを念頭に、「韓国からの輸入製品に圧迫され、フィリピン自動車産業の生産と雇用に悪影響を及ぼす」と懸念をあらわにしている(「ビジネスワールド」紙9月30日)。PPMAは労働組合「フィリピン・メタルワーカーズ・アライアンス(PMA)」に加盟しているが、PMAは貿易産業省に輸入完成車へのセーフガード適用を要請し、国内産業保護を訴えている。

2018~2019年のフィリピンの対韓国貿易をみると、フィリピンから韓国へは、組み立て加工製品、バナナなどの1次産品、衣料品などが輸出されている。一方、韓国からフィリピンへは、電気製品、石油製品、化学品、自動車および部品、組み立て加工輸出向け製品が輸入されており、大幅な輸入超過となっている。韓国から輸入される完成車の関税は、現行、AKFTAにより30%から5%に削減されている。(JETRO石原 10月13日)

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