ロシア政府、テロ対策支援で比に武器寄贈
ロシア政府はこのほど、フィリピンに対し、テロ対策を後押しする目的で、多数の武器をすべて無料で寄贈した。フィリピンのマニラタイムズ電子版が報じた。 ロシア海軍の対潜艦「アドミラル・パンテレーエ」がこのほど、マニラ港に寄稿し、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が同対潜艦を訪問した。アドミラル・パンテレーエにはロシアからフィリピンに寄贈された武器が積まれていた。 ロシア政府は今回、自動小銃「AK―74M」5000丁、多目的車(MPV)20台、弾薬100万個、鉄製ヘルメット5000個をフィリピン政府に供与した。 ドゥテルテ大統領はAK―74Mを手に取るなどした。 アドミラル・パンテレーエがフィリピンに寄港するのは2017年では今回が3回目となる。ドゥテルテ大統領がロシアとの距離を重視していることを受け、ロシアとフィリピンの二国間関係が緊密化しているためだという。