台風による被害額が34億ペソに
国家災害リスク軽減管理評議会(NDRRMC)はこのほど、2週間前にフィリピンを襲った3つの台風が農産物とインフラに計34億ペソの損失を与えたと明らかにした。
問題の台風は「ヘンリー」「インデー」「ジョシー」で、農作物には6億2850万ペソの損失を与えた。またインフラの損失額は27億ペソだという。
地域別の損失額をみると、中部ルソンは15億ペソに上る損失を受けており、これは地域別で最も多い。打撃を受けた農作物はコメ、トウモロコシ、キャッサバ、野菜、マンゴー、バナナ、パパイヤとなっている。さらに家畜にも被害が出た。灌漑(かんがい)設備も被害に遭っている。
インフラについては特にイロコス地方で、4億3570万ペソに上る被害が出た。