災害情報アプリを導入、科学技術省
科学技術省はこのほど、ハザードマップなど災害やリスク評価に関する科学的な情報を提供するオンラインアプリ「ハザード・ハンター・フィリピン」を発表した。
ハザード・ハンター・フィリピンは地震や火山の噴火、洪水、地滑りなどに関連するハザードマップを提供する。これにより災害時の対応を改善するとともに、一般の人の自然災害への備えをサポートする狙いだ。同アプリは専用サイト(https://hazardhunter.georisk.gov.ph)からアクセスできる。
フィリピンでは1990年にマグニチュード7.8の地震が発生し、バギオ市のハイアット・ホテルを含む各種施設やインフラが深刻な打撃を受けた上、2412人が犠牲になった。アプリによりこうした災害への対策が進展することが期待されている。
(The Manila Times 2019年7月17日)