サンミゲルのコファンコ会長兼CEOが死去
フィリピンのコングロマリット(複合企業)サンミゲルを率いてきた大物実業家、エドゥアルド・コファンコ氏がこのほど、85歳で亡くなった。
サンミゲルは先に、「わが社の会長兼最高経営責任者(CEO)であったコファンコ氏が6月16日に、85歳で亡くなった。同氏は1998年からサンミゲルを率いてきた」と説明した。
コファンコ氏は長期独裁を敷いたマルコス政権時代も活躍し、1992年の大統領選挙に出馬し、ラモス大統領と大統領の座を争った。その後、コファンコ氏のいとこ、コラソン・アキノ氏が大統領となった。